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308.井手町~和束町 京都府道321号線

 そのうちチャレンジしようと思っていた、京都府道321号線を走ってきました。

 1:ロードで行く 2:小径車で行く 3:マウンテンで行く

 順当に行けば1ですが、行きの井手町から和束町への道を登り切る自信がなかったし、もし峠を越えた場合、和束町から井手町への帰り道がエライ登りになってしまうので、3で行けるところまで行くことにしました。
 回転は軽くても、タイヤのロスが大きいです。「ロードで来ればよかった」と平地を走っているうちは思っていたのですが、それは大間違いだということに後ほど気付くことになります。

 家を出て5分で異常発覚。フラットペダルなので、普通のスニーカーを履いていたのですが、タンが長めで硬く、その上ベリーショートの靴下を履いていたものだから、タンの先端部が足首に当たるのです。「そのうち皮がむけるだろうから、どこかで絆創膏を手に入れよう」と思っていたのに、さらに5分ほど進んだところで足首を見ると、すでに血がうっすらと滲んでいました。
 「こりゃアカン」と思ったのですが、こんなところで止まると行く気をなくすのは明白だったので、タンを横にギュッとずらして走りました。これは効果があったので、以後ひどくなることはありませんでした。

 まずはR307。ウォームアップ代わりの登りです。8月はほとんど自転車に乗っておらず、ましてや上り坂など行っていないので、ここで調子をみようとしたのです。「うん。案外回せているし、しんどくもない。」
 山城大橋から自転車道を南下し玉水橋へ。ここからは東へ進み玉水の駅を越えて府道321号線に入ります。

 ここにきてギア比の小さいマウンテンで来て正解だと思うようになりました。たとえストック状態での重量が20キロ近くあるダウンヒル用であっても。
 ちょっときつい勾配を含んだ、おおむね緩やかな登りが延々5キロほど続くのです。
 ここで、ロード3台に抜かれました。その中に女性がひとりおり、その人の様子を観察すると、井手町から和束町方面ならばロードで行けそうな感じがしました。僕のマウンテンが時速12キロくらい。あちらは15キロくらい。あんまり差はない。今日はどこまで行くのか決めていなかったからマウンテンで正解(そして、その後のチャレンジではなおさら正解)でしたが、頂上まで行って引き返すのならば、ロードで行けるかもしれません。

 なんとか頂上まで辿りつきました。起点から約60分(あ!これ間違い。起点から補給場所までが60分か? また計りなおします)。どんだけ遅いねん。そして、あまり迷わず下りへ。ここを下ってしまえば、帰りは激坂になるのは分かっていたのに、当然のごとく下ってしまいました。

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 和束町で東西南北からの道路が交差するところに、このあたり唯一の補給場所となるコンビニがあります。そこで休憩と補給をしました(アミノバイタルのようなゼリー状のサプリがもともと在庫されていなかったのは誤算)。

 さあ、いよいよ帰りです。ここを登るロードマンはいるのだろうか?という激坂です。往路で僕を抜かした男女ペアは別ルート。速かった男性一人は、ひょっとしたら登ったかもしれません。つづら折りの道を延々と上るのですが、ひたすらインナー×ロー。前24×後34か? でも、これですら精一杯。つづら折りをひとつ過ぎて前方の視界が広がるかと思いきや、その直線の短いこと。これは勾配がきついということです。下りで見定めておいたポイントが全然安心感につながりませんでした。「しかし、このしんどいのがエエねんな」と妙な余裕を感じつつ、しかし、心臓からはトクッ、トクッという音が聞こえてきます。このあと耳の後ろから液体の流れる音が聞こえてきたら限界なのですが、そこまで行きませんでした。
 ヒーコラ言いながらもついに頂上。まさか登り切れるとは思っていませんでしたが、30分かけてようやく登りきりました。

 「あとは豪快な下りだけやっ!!」と思いましたが、ペダリングが必要なくらい勾配の緩いところもありました。

 計3本の登りをこなしたので、帰りは木津川・淀川沿いに走りました。もう脚の力は残っていなかったので、携帯電話に入れてある音楽をボリュームいっぱいで流して(たかが知れていると思っていましたが、20mくらい先の人が振り返るくらいの音は出ていました。迷惑だったと思うけど、音楽にあわせてペダリングすると楽になったような気分が味わえたの。)走りました。
 もうヘロヘロだったのに、音楽パワーで結構クルクル回して走ることができました。この手は今後も使えそうです。

 これまでのくろんど池コースは登り25分くらいだったのですが、今回のコースは1時間ほど登れるし、きついと言ってもそれほどの勾配ではないので、今後しばらく練習コース(峠の西側だけね)にしようと思います。

by 06gonngonn06 | 2007-09-23 21:21 | アンカーのMTB  

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